【五等分の花嫁】風太郎らしい決断?「誰も選ばない」という選択肢について考えてみた

『五等分の花嫁』第101話からは、学園祭における五つ子たちの様子が描かれる展開となりました。まずは一花からはじまり、彼女との学園祭での行動が明らかになっています。

そして第100話から期待されているのが、風太郎が誰を選ぶのかという答え。

いよいよクライマックスに差しかかっているなか、将来の花嫁になる相手が見えてくるだけに、ファンの誰もが注目していることでしょう。

今回は学園祭における一花の様子や、風太郎が下した決断について考察を進めていきます。衝撃的な結末となっているだけに、本記事を参考にしてもらいつつ、これからの『五等分の花嫁』を楽しむきっかけにしてみてください。

学園祭における一花の様子を振り返る

五等分の花嫁 第101話より引用

前回の考察でも軽くふれており、学園祭編では期末試験回のように五つ子それぞれの視点から物語が進む展開が描かれています。

まずは一花からはじまっていますが、第101話をひと通り読み終えると、春場ねぎ氏の計算が見えてくる気がしてなりません。

上記の点はさておき、第101話での一花について、大きく引っかかるところが2つありましたので、それぞれをじっくりと見ていくことにしましょう。

二乃の変装を選んだ一花の心理

私のなかで一番印象に残ったのが、二乃に変装した一花でした。

これまでに一花が三玖の変装をして、三玖も一花に成りすまして事態を切り抜けるというシーンがあります。そして多くのファンの記憶に色濃く残っているのが、修学旅行編での一花による三玖の変装でしょう。

しかし学園祭編では、「二乃に変装する」という選択を取っている一花。ここから見えてくるのは、やはり三玖への罪悪感をまだ持っているということ。

最終的に姉妹の仲は元通りになりましたが、三玖をひどく傷つけてしまったことには変わりません。その事実は一花にとってもトラウマになっているのでしょう。

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ほかの姉妹の変装をしなかった理由は?

続いて、なぜ二乃の変装を選んだのかについて考えみることに。(ネタで思い浮かびましたが……お付き合いください……)

三玖に関しては過去のトラウマが影響しているはず。四葉に関しても、校内で様々なところに顔を出していることから、道中で手伝いに駆りだされてしまうことが予想できます。

残る五月に関しては……体型の問題があったのかもしれません。「肉まんおばけ」と表現され、単行本巻末のミニ漫画でも、合計体重を五等分できない原因にもなっています。

しかし二乃であれば、高圧的な態度から近寄ってくる在校生はまずいないでしょう。近寄ってきても追い払うことができますから、消去法で二乃が選ばれたと考えられます。

“鐘キスの相手”に迫る一花

もう一つ、「鐘キス」の相手について風太郎に迫ったときの一花も印象的です。

一花の狙いとしては、ただ風太郎にかまをかけただけでしょう。表情などからキスをした相手を知っていると読み取れそうですが、そもそもキスをした事実を一花は知るよしもありません。

キスをしたという事実を本人がわざわざ打ち明ける必要がありませんから、あくまでキスをした事実は風太郎と2人だけの秘密となっているでしょう。

そのため一花が把握している情報は、旅館から帰る道中で五つ子の輪から誰かが抜け出した、という程度のもの。しかも、それが1人なのか2人なのか、複数である可能性すらあります。

あくまで推測程度の情報量しか持たない一花ですが、なぜ風太郎に「経験済みだもんね」というかまをかけることができたのか……それは、鐘の音を聞いたから。

静かな山奥で鐘の音が聞こえないわけがないですし、読者に「一花は“鐘キス”の相手を知っている!?」とミスリードさせる狙いがあるとみて間違いないでしょう。

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風太郎の“誰も選ばない”という選択

五等分の花嫁 第101話より引用

第101話において、最大のトピックとなるのが風太郎の選択でしょう。

大きく物議を醸し出す決断となりましたが、私の考えから先の述べてしまうと、実に風太郎らしい答えだと思います。そしてポジティブに考えれば、まだまだ『五等分の花嫁』が続くという希望が持てました。

風太郎の選択そのものは「どうかな…」と思う部分があるものの、全体的にみれば腑に落ちなくはないものという考えに至りました。その理由をまとめていくことにします。

“誰も幸せにならない”という意味では平等

風太郎が一花に「誰も選ばない」という答えを伝えますが、これは上杉風太郎というキャラクター性がよく表れているセリフだという印象を強く受けました。

そもそも風太郎は、これまで五つ子を平等に扱っています。特定の誰かに強い思い入れを持っているわけではなく、一花に対しても嫌うことができたにもかかわらず、そうしませんでした。

過去を振り返れば、試験前に家出をした二乃に「5人一緒にいて欲しい」という言葉が、風太郎が五つ子に対する気持ちがよく表現されている部分に。直近ではクラスメイトと海で遊んだ際、五つ子のいない日常を退屈に感じている様子すらありました。

もしも五つ子のうち特定の誰かと恋仲になった場合、残された姉妹との関係はどうなってしまうのか……この部分を想像したのも、今回の決断に至ったのでしょう。

最悪の場合、姉妹の関係がバラバラになってしまうのではないかと恐れたのかもしれません。それならば、誰も幸せにならない決断として「誰も選ばない」という答えにたどり着いたのだと考えることができます。

あるいは、自分が悪役になるためという考えもあるでしょう。五つ子からすれば納得できない答えですが、少なくとも姉妹の関係が悪化するということがないため、風太郎の五つ子への想いが感じられる決断といえます。

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狙いがあっての決断なのか?

もう一つの可能性として、マルオから釘を刺されていることも考えられますが、風太郎がこれを理由にして断るのはナンセンスですし、一番つまらないと感じる思考です。

なにか狙いがあっての決断なのかと考えみた結果、浮かび上がったのは「6年前の京都の少女」を特定するための言動ではないかというもの。

初めてふれたのは林間学校明けで、それ以降は零奈との関わりを経た結果、風太郎は6年前の京都の少女が五つ子の誰かであることを知ります。しかし誰が6年前の京都の少女なのか、特定するには至っていません。

修学旅行前を境目に、零奈とのコンタクトも途切れていることから、風太郎は6年前の京都の少女にたどり着く手立てを失っている状況にあります。

また、風太郎にとって6年前の京都の少女は初恋の相手であり、人生を大きく変えるきっかけにもなった重要な人物。その人が花嫁になるかはさておき、『五等分の花嫁』のこれからにおいて、邂逅を果たさなければ誰とも結ばれないと考えています。

6年前に出会った少女が好意を持っているという前提条件が必要になり、風太郎にとっては予想でしかありません。そして、あまり強く押せないのも否めないところ。

しかしこれまで、勉強以外で風太郎は積極的なアプローチをあまり見せていません。風太郎も五つ子との日々で大きく成長していることから、このような仕掛けを取ってほしいという希望的部分もあります。

私個人としては、風太郎の性格的な部分を考慮して前者の考察を強く推していますが、波乱の学園祭を考えてみれば、このような内容もありではないでしょうか?

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これからの『五等分の花嫁』はどうなる?

五等分の花嫁 第101話より引用

第101話では、風太郎の決断が注目を集めました。しかし学園祭初日での考えであり、2~3日目に起きたできごとによって、改めた可能性も十分にあります。

今後の『五等分の花嫁』の展開も気になるばかりですが、まずは学園祭にける五つ子それぞれの様子が気になるところ。とくに前回の考察では、二乃・四葉・五月に焦点を当てているため、この3人の様子が気がかりでなりません。

次回以降の『五等分の花嫁』はどう展開していくのかを予想していきましょう。

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一花が四葉に協力する?

第101話は「最後の祭りが一花の場合①」というタイトルになっていることから、一花の学園祭における2~3日目の様子が次週以降に描かれます。

まず、一花がどのような行動に出るのかを考えてみましたが、風太郎から「誰も選ばない」という答えを聞いた結果、四葉のところに駆けつけることを予想してみました。

過去の考察でも書いていますが、一花は四葉に「本当にやりたいことを探しな」と気持ちを伝えており、これをきっかけに四葉は抑えていた気持ちに再び迷ってしまいます。

そして四葉には、タイミングよく演劇部の部長から話を持ちかけられています。前回の考察で書いていますが、おそらく主役交代の相談を受けているのかもしれません。

四葉がそのまま主役として演劇の舞台に立つことも考えられます。しかし一花が四葉の協力をすると考えてみた場合、一花は仕事の合間を縫って四葉に代わり演劇のステージに上がる可能性もあるでしょう。

一花は女優として活躍しており、台本を覚えて卒なく役をこなす姿が見えます。また、五つ子ですから、四葉に成りすますこともわけありません。

その間、四葉は風太郎と接触して学園祭デートを楽しむなり、自分が6年前に出会った京都の少女であることを打ち明けることができます。ほかの姉妹は屋台や勉強で忙しいですから、隠れて行動することも十分にできるはず。

単純に考えて、四葉にもう一度アドバイスすることもあるでしょう。しかし一花が深く関わってくる展開を考え、一花というキャラクター性を考慮に入れてみると、上記のような予想にたどり着きました。

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まとめ

五等分の花嫁 第101話より引用

『五等分の花嫁』第101話は、誰もが驚く結末だったでしょう。私も最終ページまでたどり着いた瞬間「ぇ…」と声を漏らしてしまったほど。

しかし「最後の祭りが一花の場合①」というタイトルが表すように、今後は五つ子たちの学園祭における初日・2~3日目の様子が描かれているのは間違いないでしょう。その間に風太郎の決断にも変化が起こりえる可能性があります。

そのため、「誰もが選ばない」という決断が明かされたものの、最終的な意思表示は当分先ということに。それまでは五つ子たちの様子をじっくりと追うことにしましょう。

いずれにしても、これからしばらくはそれぞれの物語を「可能性の芽がない」という風に見ていくしかありません。それゆえに五つ子たちの言動には注意を払いたいところです。

本当に『五等分の花嫁』はどうなってしまうのか……まさに波乱の展開となっている学園祭編。今まで以上に見逃せない内容となっているため、夜も眠れそうにありません。

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