【五等分の花嫁】一花が重大な決断を打ち明ける!墓前に花を添えたのは誰?

『五等分の花嫁』第93話ではラストシーンにおいて、一花の重大な決断が妹たちに伝えられましたが、ほかにも気になる部分が描かれていました。

風太郎が二乃に花を渡したことの意味、零奈の墓前に華を添えた別の人物など、今後の展開に大きく関わってきそうな内容と言えるでしょう。

今回は上記の3点を中心に取り上げていくことにして、『五等分の花嫁』第94話以降がどのように推移していくのかを考察していきます。

第93話で登場した花の種類は?

五等分の花嫁 第93話より引用

偶然なのか、第93話の考察記事の直前に「五つ子たちのイメージフラワー」について書いており、また花について調べなければならないと戦々恐々するばかり。

しかし花の種類によっては今後の展開に大きな意味を持つ可能性があるため、避けては通れず、しっかりと考察をしていくことにしましょう。

作中で登場したのは大きく4種類ですが、そのなかで鮮明に描かれているのが「風太郎が購入した2つ花」と「墓前に供えられていた花」の3つになります。

風太郎が用意した花の種類は?

アルバイト先の店長が骨折で入院しているため、風太郎と二乃はお見舞いに行くことになり、待ち合わせしているシーンが描かれていました。

風太郎は事前にお見舞い用の花を購入していたものの、どんな種類を選べばいいのか分からなかった様子で、とりあえず2種類用意していたと窺えます。

学のある風太郎ですから適切・不適切を知っていそうなものですが、手前に描かれているのは「ガーベラ」で、「希望」の花言葉を持っていることから、お見舞いの花としては喜ばれる品とのこと。

もう1つは「ユリ」と見ているのですが、入院患者に贈る花としては不適切ではありますが、五つ子たちの母親の墓前に供えたいという気持ちがあれば納得できるでしょう。(病室に持ち込むのは厳禁ですが……)

「ユリ」は葬儀や墓前に供えられる花として用いられており、花自体にも高貴という認識がされているため、ご先祖を敬うのに最適な花と言われています。

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二乃に手渡した意味

一時的とはいえ、風太郎から二乃に手渡されていたのも事実。

そのためプレゼントと見ることができますが、ここで男性から女性にユリの花を贈ると、どのように見られるのかを考えていきましょう。

ユリの花言葉(白色)には「純潔」「無垢」という意味が込められており、これは結婚式のウェディングブーケに使われることが多い花なのだとか。

一般的にバラの花束を贈るイメージがありますが、稀にユリが持つイメージから、ユリの花束を贈ることもあるのだそうです。

花言葉の意味は花嫁のイメージにピッタリであるため、間接的に風太郎から二乃に対して、「結婚してください」と言っているようなもの。

また、ユリの花言葉は色で大きく変わってきますが、着色されていないことをふまえて考えると、白色のユリが最適ではないかと考えます。

母親の墓前に供えられていた花

こちらも確信を持って言えませんが、五つ子たちよりも先に墓前に供えられていた花は「菊」なのではないかと見ています。

「菊」は墓前に供えられる花としてはポピュラーで、長持ちするという理由以外にも、邪気を払う力を持っているとされています。

一方で「ヒガンバナ」の線も考えてみましたが、こちらはスカスカの見た目になっており、何よりも墓前に供える花としてはタブーであるため、否定することにしました。

それ以上に問題なのは、いったい誰が墓前に華を添えたのかということ。

可能性として考えられるのが、「マルオ」「下田」の2人で、零奈との繋がりを持っていて行動できるのは彼ら以外にないでしょう。

もっと別の可能性を考えてみるならば、風太郎がコッソリ来ていたことも考えられるでしょうし、ウルトラC級の可能性ならば五つ子たちの「本当の父親」も該当します。

これまで『五等分の花嫁』の物語に存在すら語られていない、五つ子たちと血の繋がった父親ですが、今後の展開で登場するのかどうかも怪しいところ。

他にも五つ子と風太郎の異母兄弟説がありますが、「勇也」も候補として上げておくことにします。

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どうして一花が学校を辞めるのか?

五等分の花嫁 第93話より引用

第94話へと繋がる展開として、一花が2学期から学校を辞めると発言。

これによって風太郎と一花、さらには五つ子も巻き込んだ大きな展開が起こりそうではありますが、なぜ一花は学校を辞めるという決断をしたのでしょうか?

ここまでの『五等分の花嫁』の内容を振り返ってみて、該当する可能性を模索した結果、やはり2つの筋が見えてきます。

女優業に専念したい

3年生1学期が始まったタイミングで、クラス中に一花が女優として活動していることが知れ渡りましたが、以降はその話題を一切目にしません。

林間学校の倉庫に閉じ込められた際にも、一花は一度学校を辞めるかもと風太郎に話しており、その理由は芸能活動に融通のきく学校へ転校とありました。

そのため正確には学校を辞めるというよりも、女優業のために別の学校に転校すると決断しており、これから本格的に芸能人として頑張る意思を固めたのでしょう。

高校最後の1年間、風太郎は勉強だけでなく「将来の夢」を見つけてやることを仕事としていますから、彼女の人生を懸けた大きな決断を否定することはないはず。

もしも転校するという可能性が本線であれば、別の学校に通ったところで自宅は変わりないため、これまで通りに風太郎との物語に介入することが十分に考えられます。

風太郎に近づくための策略?

もしも女優業に専念するという決断の裏になにかあるとするならば、より風太郎の距離を近づけるための策略と考えることもできます。

学校を本当に辞めるのか、それとも転校するのかはさておき、風太郎が五つ子たちの将来の夢を見つけてあげるために頑張っていることを一花が知っているかもしれません。

そこで彼に自身の夢を応援してもらうため、一大決心をして注意を惹かせることを目的とするならば、一花にとって大成功となるでしょう。

ただ修学旅行の一件で風太郎を諦めたかのような決断が見られるため、再び彼に対して積極的なアプローチを仕掛けようとするのは考えにくいところ。

風太郎が関わっているのかどうかで物語が大きく動きますし、一花の花嫁の可能性についても脈の有り無しが判断される分水嶺であることから、第94話の内容に注目したいばかりです。

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一花の決断に対する風太郎の行動は?

五等分の花嫁 第92話より引用

第93話の時点では、一花が学校を辞めることを知るのは妹たちと電話の相手のみ。

いつかは風太郎も耳にするでしょうから、そのときに見せる彼の反応や行動はどのようなものなのかを考えていきましょう。

夢を追いかける気持ちを応援

前述していますが、風太郎は一花の決断を否定する可能性はまずないでしょう。

林間学校で一花と話をしているときも、「選択肢があるのがうらやましい」と言っており、3年生になってからは「夢を見つけてあげる」ことを目的としています。

ただ勉強を前提に考えていたでしょうから、素直に応援したい気持ちを持っているものの、どこか複雑な心境を抱えてしまうのかもしれません。

また一方で、一花の決断を皮切りにして、風太郎は五つ子たちに「夢」について尋ねる機会がやってくることも考えられるでしょう。

風太郎と一花以外の五つ子たちは、互いに将来のことを話し合っている様子が描かれていませんから、夢について華を咲かせる談義を繰り広げていく場面が想像できます。

そこで風太郎は自分自身の夢について考えるようになり、彼が成長していくためのきっかけとして物語が展開されていくと予想してみます。

「寂しい」という感情が強くなる?

『五等分の花嫁』の物語が始まって以降、主人公である風太郎の成長は著しいものがあり、特に感情面での成長は振り返ってみても胸が熱くなります。

大きな変化と言えば、告白されたことをきっかけに恋愛を馬鹿にしなくなり、恋愛本に手を出しては二乃と三玖に答えを出そうとしていました。

そして過去には、二乃が家出をしたときには「五人でいてほしい」と言い、クラスメイトと海で遊んだときには、彼女たちがいないことに物足りなさを覚えています。

今や風太郎にとって五つ子との時間は大切なものですから、一花が学校を辞めると聞いたときには、胸にぽっかりと穴が開いた感覚を覚えるでしょう。

2学期が始まったころには何の変哲もない日常と感じるでしょうが、そこに一花の姿がないことを認識しては、「寂しい」という想いでいっぱいになるのかもしれません。

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まとめ

五等分の花嫁 第93話より引用

『五等分の花嫁』第93話もまた、次回が気になる内容になっていて、相変わらず毎週水曜日の最新話公開が待ち遠しいかぎり。

果たして一花の行動を風太郎がどう思うのかがポイントで、零奈の墓前に花を添えた人物の正体も将来的に判明するのかが気になるところ。

いずれにしても、一花の決断が風太郎や妹たちにとって大きな影響を与えそうですから、いよいよ「5人がバラバラになる」という可能性も見えてくるばかり。

第94話では一花の行動による影響が出てくることも予想できますので、風太郎がどのような行動を示すのか、また五つ子との関係についても注視していきたいと思います。

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