五等分の花嫁第1話感想・考察!問題だらけの5つ子たち!【五等分の花嫁】

『五等分の花嫁』は週刊少年マガジンで連載されている春場ねぎによる少年漫画で、2017年36・37合併号から連載がスタートすると、2018年12月までに全7巻が既刊となっています。

イントロでは主人公の上杉風太郎がうたた寝をしているところから始まり、花嫁との結婚式を控えている状況から、過去を回想する形でスタート。

そしてその相手は高校生時代に家庭教師のアルバイト先で出会った中野家の5つ子となっていて、表情や声が伏せられている状態から本編が始まっていきます。

果たして風太郎が選んだ相手とは誰なのか、またどのような経緯で彼女たちと仲を深めていき、進展していったのでしょうか。

さっそく『五等分の花嫁』第1話の感想と考察をまとめていきますが、まずは感想から内容を振り返っていくことにして、考察へと繋げていきたいと思います。

五等分の花嫁第1話の感想

「週刊少年マガジン」で連載中となっている『五等分の花嫁』。

ヒロインは5つ子となっており、一癖も二癖もある美少女たちですが、それぞれに異なる個性や魅力を持っているため、多くの方が注目していたのではないでしょうか?

そして気になるのは風太郎が選んだ花嫁は誰なのかということですが、それは物語を順に追っていきながら知っていくことにするとして、まずは彼らの出会いとなる第1話の感想をまとめていきます。

風太郎と中野家の5つ子はどのようなファーストコンタクトを果たしたのか、そしてそこからどのように関係を深めていくのかを、毎回じっくりと追っていくことにします。

謎の転校生と最悪の出会いを果たす

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

主人公の上杉風太郎はテストで満点を取り、勉強も真面目に取り組むほどの優等生ですが、実家は借金を抱えているため貧しい生活を送っています。

学食では決まったメニューを注文している様子で、「焼肉定食焼肉抜き」という変わった注文は、通っている学校で最安値となるメニュー。

運命の出会いとなる日も決まって同じ注文をし、いつもの席で復習しながら食事をしようとしますが、そこにタイミング良く謎の転校生と席の取り合いになってしまいます。

社交性が皆無な風太郎にはレディーファーストという選択肢がなく、頑固になって席を譲ろうとしませんが、結局は互いに向かい合って昼食を取ることになるのでした。

転校生は少し気まずい雰囲気を察して風太郎に話しかけるも、彼はテストの復讐をしている最中で、相手にすることはありません。

するとテストの答案を取り上げた転校生ですが、100点満点の成績を見て素直に驚いては、風太郎に勉強を教えてくれないかとお願いするのでした。

しかし風太郎は聞く耳を持たないどころか、彼女が一食で1,000円以上の注文をしていたことに腹が立ってか、「太るぞ」と失礼な発言を残して去っていきます。

家庭教師のアルバイトが舞い込んでくるが……

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

焼肉定食焼肉抜きでは成長期の男子の腹を満たすことはできず、風太郎は空腹をこらえながら、妹のらいはと電話をしていました。

その内容は家庭教師アルバイトの仕事が舞い込んできたこと、相手はお金持ちで5人分の勉強を見てほしいとのことで、報酬も相場の5倍になるという美味しい内容です。

風太郎は借金返済のために快く受けようとしますが、なんと教え子になる相手は学食で出会った転校生・中野五月で、彼女とは最悪の出会いを果たしたばかり。

それから風太郎は借金返済のため、まずは五月に謝らなければならないと考え、何とかして彼女に接触しようとします。

しかしあれからの彼女は別の4人と一緒に食事とするようになっていて、なかなか五月に謝罪をすることができず、しどろもどろの状態となってしまうのでした。

するとシャツのボタンを大胆に開けた1人の女子生徒がやってきて、次にウサギ耳のようなリボンを付けた生徒も人懐っこく接してきます。

2人ともなぜか名前をフルネームで知っており、そのことに疑問を感じていた風太郎でしたが、それよりも五月に謝ることが最優先だとして気にも留めません。

そして家庭教師アルバイト初日の日、そこでさらにヘッドホンを首にかけた女の子から警察に通報されそうになり、さらに五月の自宅マンションの下では荒っぽい言動の女の子からストーカーと勘違いされてしまう風太郎。

それでも何とか切り抜け、ようやく五月と2人きりになると、謝罪よりもまず「今日からお前のパートナーだ」と壁ドンで自己紹介。

はじめこそ変質者を見るような対応をしていた五月でしたが、彼が自分の家庭教師であることを理解すると、その場で力が抜けたように座り込んでしまうのでした。

もちろん出会いの経緯もあって拒否をする五月、それでも食い下がらない風太郎という構図が生まれますが、そこでエレベーターからぞろぞろ4人の女の子が登場。

いずれも風太郎と出会ったばかりの女の子たちで、五月の言葉から初めて彼女たちは全員姉妹であり、5つ子の同級生ということを知ります。

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始まった家庭教師の授業

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

風太郎は勉強ができる優等生ですが、さすがに教え子となる中野家の生徒が5つ子だったということは想定外で、驚きを隠しきれていませんでした。

しかし優秀であるためか気持ちをさっさと切り替え、さっそく仕事にとりかかろうとするも、勉強場所となるリビングには四葉の姿のみ。

五月とは初対面から悪印象を抱かせてしまって無理もありませんが、美玖は部屋に引きこもり状態、二乃はノックをしても出こないという前途多難な初回になります。

そして長女の一花は部屋で寝ている始末で、風太郎は彼女の部屋に入ると想像以上の汚部屋で絶句するだけでなく、全裸で寝ていることに驚きを隠しきれませんでした。

部屋にいなかった二乃でしたが、実はキッチンでクッキーを焼いていたらしく、これがきっかけになって五月以外がリビングに揃うことに。

風太郎は再び気合を入れなおして勉強を教えようとしますが、5つ子たちはそれぞれ自由に行動しており、まじめに勉強をする気配がありません。

自由奔放で勉強する気が微塵もない彼女たちの姿を見て、先が思いやられてしまった風太郎でしたが、そこに二乃がクッキーを食べるように勧めます。

はじめこそ警戒していた風太郎でしたが、食べ目見ると一つ、また一つとクッキーを食べ始め、水を飲もうとした瞬間に二乃から「ぶっちゃけ家庭教師なんかいらないんだよねぇ~」と本心のようなものが聞こえます。

飲んだ後には意識を失ってしまい、気が付けばタクシーに送られて自宅前でした。

上杉家の家庭事情を知った五月

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

知らないうちにタクシーで送り返されてしまい、状況が理解できない上にタクシー代まで支払わされる風太郎でしたが、助手席からゴールドカードがスッと出したのが姿のなかった五月でした。

そこにタイミングよくらいはが出てきて、五月を上杉家の食事に誘うと、彼女の可愛さに魅了されてしまって五月はしぶしぶお邪魔することに。

小学生らしいらいはの無邪気な質問に対して、五月は風太郎と会話を合わせていきますが、彼が頑固になって家庭教師の仕事にこだわる理由を察します。

これらのことを踏まえて、五月は見送ってくれた風太郎に対して「勝手にすればいい」と半ば許可を出したような答えを出しますが、そこ言葉を聞いて風太郎はある閃きを浮かべるのでした。

家庭教師の依頼内容は5人全員の卒業となっているため、全員を相手にするのではなく、赤点候補だけを相手にして、前途多難な授業を切り抜けようとします。

しかし中野家の5つ子は、全員が落第しかけて転校してきました。

その真実を知らない風太郎は、果たしてどのような対応を取るのか、再び絶望の淵に立たされそうな気もしますが、5つ子たちの面倒をどのように見ていくのかも注目したいと思います。

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五等分の花嫁第1話の考察

中野家の5つ子はいずれも美少女ですが、異なる個性や魅力を持っていて、推しキャラを選ぶのに時間がかかってしまいそうですね。

第1話とあってメインは五月に大きく焦点が当てられていましたが、その他の姉妹たちもそれぞれどんな人物か分かるようになっていて、次回以降からの展開が楽しみになってしまいました。

まだ考察するほどの内容が整っていないかと思いますが、できる範囲で『五等分の花嫁』第1話の考察をまとめていきたいと思います。

個人的に気になった点や中野家の5つ子たちについて触れていこうと思いますので、『五等分の花嫁』の魅力を一緒に触れていきましょう。

なぜ上杉家は借金を負っているのか

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

『五等分の花嫁』の主人公である上杉風太郎は、借金返済のために中野家の5つ子たちに家庭教師アルバイトをすることを決めますが、それも前途多難な幕開けに。

純粋無垢な小学生の妹を養うという言い方は語弊があるかもしれませんが、彼女と美味しいご飯を食べるために頑張ろうとする姿勢には、高校生ながら立派なものを持っていると感じるばかり。

しかし気になるのは、なぜ上杉家は借金を背負っているのかということ。

上杉家の食卓シーンでは父親も登場していましたが、見た目のイメージからだらしない雰囲気はあるものの、彼が原因である可能性はあまり考えられません。

どちらかといえば、不器用なりに男手一つで風太郎とらいはを育てた苦労人というイメージがありますので、もっと別の原因や問題があると予想します。

いつか明かされる日が来るのかは分かりませんが、その事実が判明した時、五月をはじめとした中野家の5つ子はどういう反応を示すのか。

五月に関しては同情や心中を察している雰囲気がありますので、家庭教師アルバイトを勝手にすればいいと認めたように、何かしらのアクションを見せることは間違いないでしょう。

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放っておけない優しさを持つ五月

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

『五等分の花嫁』第1話では中野家の5つ子の中から、五月のパーソナリティが一番描かれていましたので、彼女宇に関して分かったことを記述していきましょう。

いつも丁寧語で話しているのが特徴的で、学食や放課後の買い食いのシーンを見ている限り、5つ子の中でも食いしん坊であることが予想されます。

また年ごろの女の子らしく体重を気にしている様子もあり、次回予告でのセリフでもよく分からない解を導き出して、中野家の5つ子らしい発言をしていました。

しかし何より惹かれる部分が、五月には人の気持ちを思いやることができる優しさを持っているということ。

二乃に薬を盛られてしまった風太郎を自宅まで送り、さらにらいはの前で風太郎の話に合わせるなど、ある程度の空気を読めるキャラクターだと窺えます。

そして上杉家の借金事情を知った時は浮かない表情を見せ、帰り際はらいはに「また、ごちそうしてください」とひと言を残して帰っていくのでした。

タクシーを待っている時に関しても、あれだけ嫌がっていた風太郎の家庭教師を認めるなど、全ては上杉家の家庭事情を汲み取っての決断なのかもしれません。

ただ同情や憐れみといった感情に近く、これに風太郎が気づいた時にどのような反応を示すのかが気になってきます。

真面目で勤勉家な風太郎は学校では独りよがりの毎日を送っており、どちらかと言えば他者を寄せ付けない雰囲気が感じられます。

よそ者が家庭事情に踏み込んでくることを拒む可能性があるため、中野家の5つ子が上杉家の借金問題に触れた時、物語が大きく動いていくことは十分にあり得るのではないでしょうか。

冒頭の花嫁と写真の人は誰?

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

『五等分の花嫁』は風太郎の回想によって物語が展開されているため、第1話が始まると式場の控え室でうたた寝をしていた姿から始まっています。

風太郎は誰かと結婚を控えている状況にあり、果たして誰と結婚をしたのかというのが、『五等分の花嫁』の中でも大きなトピックになるでしょう。

ヒントとなるのは冒頭シーンにもあった花嫁の姿で、髪色や髪形、顔つきなどの微々たる特徴を把握することができましたが、5枚の並べられた鏡の前で立っている花嫁の姿も大きなヒントとなります。

結論から言ってしまえば、花嫁の外見からでは特定するのは不可能でしょう。

ブーケで口元を隠されており、髪に関してもその時の趣味趣向で変わってしまうため、中野家の5つ子のうち誰かということを断定することはできません。

またタクシーで贈られた風太郎は、生徒手帳に挟まれた写真のことを気にしており、とても大切な一枚であることが窺えます。

写真には1人の女性が写っていて、それは風太郎の憧れの人や想い人との大切な思い出であるという可能性とも考えられるでしょう。

かねてより思い慕っていた女性との結婚という線もあり、これは花嫁の周りに並べられた5枚の鏡から、花嫁=想い人、5枚の鏡=中野家の5つ子とイメージすることができますよね。

この点は写真の内容がいったい何なのかということで答えが大きく変わりますあから、これからも『五等分の花嫁』の内容をじっくりと追っていきたいと思います。

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まとめ

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

『五等分の花嫁』第1話の感想と考察をまとめていきました。

再三にわたって、風太郎の花嫁は誰なのかと述べていますが、しばらくは中野家の5つ子たちとの日常を楽しむことになりそうです。

果たして家庭教師アルバイトは上手くいくのか、全員が落第しかけの成績という事実を知った時に、風太郎は作戦を変える必要がありますので、どのように対処するのかに注目が集まるばかり。

そして五月以外の姉妹のパーソナリティも詳細に描いてほしいばかりで、次週も見逃すことができそうにありません。

次回『五等分の花嫁』第2話も感想と考察をまとめていく予定ですので、ぜひアニメを視聴したあとは、当ブログの記事をチェックしてもらえると嬉しく思います。

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