【五等分の花嫁】学園祭・三玖編スタート!勇気を出して不可能を可能に!

『五等分の花嫁』第105話は三玖の学園祭初日が描かれました。ここまで一花→二乃→三玖と続いているため、第107話では四葉の物語が展開されると予想できます。

パンケーキ屋で頑張る三玖は、女子たちから大切に扱われます。しかし男女の関係が歪なままでいいのかと悩んでいるときに、風太郎が現れて行動していくことに。

そしてラストでは、風太郎たちのクラス3年1組の今後を占うできごとが発生。果たして三玖はどのような想いを抱いたのか、これに対して風太郎はどのように対処していくのかが気になるところです。

そこで今回も、『五等分の花嫁』第105話「最後の祭りが三玖の場合①」の感想と、今後の展開の予想・考察をまとめていくことにしましょう。

三玖の学園祭1日目は何があったのか?

五等分の花嫁 第105より引用

学園祭が始まる以前から、三玖はパンケーキの研究に余念がありませんでした。食にうるさい五月の協力もあり、3年1組のパンケーキ屋は軌道に乗っている様子が窺えます。

そして迎えた学園祭初日では、一花・二乃と同様に風太郎との関わりが描かれています。主にクラスの関係を気にしている様子が強く、なんとか改善できないものかと思考を巡らせていたところに、風太郎が姿を現すのでした。

まずは第105話「最後の祭りが三玖の場合①」を読んだうえでの感想をまとめていきます。これからどんな展開が描かれるのかを考えていくうえでも、大まかな物語の流れを整理しておきましょう。

男女の対立を解消しようと行動

パンケーキ屋が思いのほか好調であったため、クラスの女子たちは提案した三玖を祭り上げて褒めます。三玖自身も手ごたえを感じている様子で、クラスメイトたちの言葉に照れている様子が見られました。

しかし男子との関係が悪くなっており、このままではクラスとして学園祭を楽しめないのではないかという危惧も考えていた三玖。

なんとかして関係を改善できないかと考えた結果、自らたこ焼きの様子を視察しに行くことできっかけを作ろうとします。三玖は1人で行動しようと考えていましたが、なぜか風太郎の姿がそこにありました。

結果は三玖の想いが成就する形となり、2日目からは男女仲良く素敵な学園祭の思い出が作れるのではないかと喜ぶことに。同時に、不可能な状況も勇気を出せば変えられるのだと自信を持ちます。

その陰には前田が黙ってたこ焼きを提供したこと、武田が前田の秘密をばらしたことがきっかけでもありました。もちろん、風太郎がそばにいたことで、三玖は行動する勇気を貰えたのかもしれません。

しいては、たこ焼き屋での一件で三玖は「成就不可能な恋」についても前向きになれたでしょう。もう一度勇気を出して告白をすれば……という想いを、密かに抱いていた可能性が見えてきます。

火事のあとに三玖に異変が起きる

勇気を出すことの大切さを、三玖は身をもって実感します。しかし事態は急転することになり、男子チームが運営するたこ焼き屋が火事に遭ってしまうのでした。

そしてその後、炎に包まれる屋台を眺めていた三玖に異変が起こることに。

まず学園祭の一花編・2日目では、五つ子の誰かが倒れたという事実がありますが、火事が起きているのは学園祭初日であるため、一時的に入院したのは三玖でもないことが分かりました。

加えて、学園祭2日目では放送部のインタビューにも答えているため、まだ完全に否定することができないものの、病院で一花・二乃・風太郎に見舞われたのは別である可能性が高いでしょう。

それでは三玖の身になにが起こったのかといえば、それは男女の関係が改善される兆しが見えてきた状況を鑑みて、悲しみが一気にこみあげてきたのだと考えられます。

その場で思わず涙を流してしまい、泣きじゃくる三玖の様子を見て、3年1組は一致団結することになる……という展開が一番しっくりきました

実際に第103話「最後の祭りが二乃の場合①」の終盤では、パンケーキ屋の屋台にクラスの男女が一緒に動いている様子が描かれています。もっとも、遠巻きからの視点であるため、別のクラスという可能性もありますが……。

まとめると、三玖の行動がきっかけで、3年1組は学園祭で一致団結することに。その陰には三玖の行動が大きな影響を与えていたのではないかと予想することができます。

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学園祭編1日目で起きたできごと

五等分の花嫁 第105より引用

一花・二乃・三玖と3つの物語が展開されたことで、概ね学園祭初日で起きたできごとが見えてきました。しかし一方で、さらなる謎が見えてきたのも事実です。

私の視点からは、やはり第99話での風太郎の独白「学園祭初日は無事に終わりなんてしなかった」という言葉がありますが、これはたこ焼き屋の家事を指していてもおかしくはないでしょう。

また、教師とのやりとりを見ても、そこまで大事になっていた様子が見られません。やはり風太郎の独白とは関係のないことだと窺えます。

それに、『五等分の花嫁』が風太郎と五つ子たちの日々の様子を回想している物語である以上、より両者に親密な関係のあるものが起きていると考えるのが妥当でしょう。

その学園祭初日における大きなできごとのヒントとなる描写がありましたので、その内容を紹介するとともに、どのような展開が予想できるのかをまとめていきます。

風太郎が左頬をケガした原因

風太郎がたこ焼き屋の家事を受けて、実行委員であり学級長である立場から、教師と今後について話し合います。そこに気になる描写があり、風太郎の左頬に殴られたような跡がありました。

このコマを受けて、すぐに学園祭2日目の風太郎を見てみましたが、まだ腫れているような印象を受けましたし、そうでもないのかなと、どうも中途半端で内容に。

どうして風太郎は頬をケガしているのかを考えたとき、可能性として浮上するのは「一花」になるでしょう。

一花は仕事の合間を縫って学園祭にやってきて、その帰りに風太郎から答えを聞いていました。その際、「誰も選ばない」という答えを聞き、思わずビンタをしてしまったのかもしれません。

実際に第102話の冒頭でも、演技で相手の演者をビンタしているシーンがあります。「なんかやり慣れてない?」という言葉からも、より一花の可能性を押しているでしょう。

一花以外に関しては描写がありませんが、風太郎にビンタをする理由がないかもしれません。

他には風太郎の友人である前田と武田が、教室に6人が集まっている様子を目撃し、一部始終を目撃した可能性も。武田は武闘派ではありませんので、前田が「男らしくねえ」として、鉄拳制裁を加えたことも考えられます。

ともあれ、現時点では風太郎の左頬のケガはそこまで大きな展開に繋がらないのでしょう。かねてより考察し続けている五つ子たちの実父によるものも考えてみましたが、可能性が高いものを上げてみました。

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三玖の学園祭2日目はどうなる?

五等分の花嫁 第105より引用

第105話はたこ焼き屋の出店停止が決まり、三玖が勇気を出した行動も無駄になってしまうことに。そして、そこから風太郎とのキスへと発展するのかなど、次回への展開が気になる終わり方となりました。

そこで、第106話「最後の祭りが三玖の場合②」はどのような内容が描かれるのかをまとめていきます。また、学園祭2日目全体を通して分かる内容、予想できる内容も合わせて紹介していきましょう。

三玖の涙でクラスの男女が団結

前述したように、第105話のラストでは三玖に異変が起きたところで幕を閉じましたが、おそらくは目の前の惨状に涙を流してしまったのだろうと見ることができます。

三玖は学園祭でクラスが1つになることを望んでおり、その想いは男女それぞれのグループに伝わっているもの。そのため、三玖の様子を見たクラスメイトたちが、一致団結することになると予想しています。

実際にたこ焼き屋は出店停止となり、手持ち無沙汰になった男子たちが、女子たちのパンケーキ屋を手伝う流れになるのは必然でしょう。2日目からは客足も好調の様子であることから、男子たちの宣伝が活きているのかもしれません。

結果、学園祭を通してクラスが1つになり、三玖の想いは成就することに。もしかすると最優秀売上獲得にもつながって、大団円で幕を閉じる可能性もあるでしょう。

マルオが食べたパンケーキ

前回の第104話「最後の祭りが二乃の場合②」では、二乃がマルオにパンケーキを作っていました。そのセリフのなかに、「生地は三玖が作った」という言及があり、それを食べたマルオはなんとも言えない表情を見せることに。

パンケーキ屋の売上が好調であるにも関わらず、マルオが妙な表情を覗かせていたのは、三玖が生地作りに失敗したと考えていましたが、それも不思議に感じるばかり。

しかし学園祭2日目からは、男子と女子が1つになって行動するようになったため、たこ焼きの余った材料が使えるのではないかと提供したのかもしれません。

三玖は男子たちの想いをくみ取って、パンケーキの生地作りの際、たこ焼きの材料を混ぜてしまったのでしょう。その結果、失敗作が誕生してしまい、二乃が謝って失敗した生地を持っていったと考えることができます。

もう1つの可能性は、そもそも三玖のパンケーキ生地が失敗していること。しかし客足が伸びている理由は、独創的な味が話題になった……というものでしょうか。

ただ、抹茶ソーダを愛好しているおり、林間学校のカレー作りでも隠し味を入れようとしていた三玖ですから、前者のような冒険をする可能性は十分にあるでしょう。

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風太郎とのキスは?

ここまでの一花・二乃と連続で、風太郎へのキスが描かれています。展開の法則性、そして物語の流れから見ても、三玖がキスをする可能性は十二分にあるはずです。

ただこのまま全員が風太郎とのキスをするのかといえば、そうとは限りません。そもそも、五月とはキスをするほどの気持ちがまだ描かれていないからです。

加えて四葉にしても、風太郎への気持ちに迷っている状態であり、自身と風太郎の関係が明るみになっていませんから、まだキスができる準備が整っていません。

一花と二乃がキスをできたのは、明確に風太郎への想いが描かれていたため。ゆえに、三玖についても、風太郎とのキスシーンが描かれる可能性は十分といえるでしょう。

また、ここで四葉と五月のキスの可能性について考えてみることに。一花・二乃・三玖と四葉・五月の2つのグループは、明確に風太郎を好きでいるかの違いがあります。

四葉に関しては揺れ動いている最中ですから、一花たちのグループに入る可能性があるでしょう。風太郎に正体を告白すれば、そのときが四葉の好意が明確になる瞬間であり、同時にキスへと発展していくと考えられます。

個人的に四葉が「6年前の京都の少女」を明かすタイミングは、学園祭を逃しては二度とないと見ていますので、第107話からの四葉編を楽しみにしたいところです。

しかし五月に関しては、これまでの学園祭の様子から見ても、風太郎から選ばれるかもしれない=困るという反応を示しています。言葉の意味をそのまま捉えて逆を考えれば、風太郎には好意がないと考えられないことも。

あるいは、学園祭を通して風太郎を意識するできごとが発生し、まだ気持の整理ができていない状態で選ばれる可能性がある=困るという流れもありえなくはありません。

五月は風太郎を友人として見ています。その前提が覆らない限りは、風太郎と五月のキスシーンが描かれない可能性がありますので、2人の関係の行く末には注目です。

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学園祭3日目の告白

林間学校編の「キャンプファイヤー伝説」や家族旅行編での「誓いの鐘」など、『五等分の花嫁』ではしばし伝説が取り上げられています。

どうやら学園祭においても、「3日目に告白をすれば……」という伝説のようなものが存在している様子で、第105話冒頭の女子たちの会話から窺うことができます。

この伝説に関しては、五つ子たちは認知していない様子。しかし三玖はこの会話に参加していますので、もしかすると学園祭3日目において、もう一度風太郎に告白をするかもしれません。

三玖は学園祭において、勇気を出せば不可能を覆せることを学びました。修学旅行では告白をごまかした彼女でしたが、成就しない恋だと分かっても、後悔しないように行動しようとする可能性が十分にあります。

風太郎の決断がどのように変化しているか、また四葉・五月の展開も気になるところではありますが、それでも花嫁の可能性が高いのは四葉・五月の2人。一花・二乃・三玖は可能性がないわけではありませんが、それでも2人と比べると限りなく低いです。

前述したように、風太郎への明確な想いを持っている3人がキスをすると考えていますが、やはり三玖は風太郎とのキスをしてしまうのでしょう。

問題なのは、三玖が2日目と3日目のどちらで行動を起こすのかということ。もし3日目にキスをすると、花嫁の可能性が浮上してくる可能性があるかもしれません。

しかし2日目にキスをしてしまうと、一花・二乃と同様に、やはり可能性が断たれてしまうでしょう。2人とも2日目で行動を起こし、気持ちを伝えてしまっていますから。

そのため次回の第106話は、三玖にとって分水嶺となる回に。いつキスをするのか、いつ想いを伝えるのかに注目していき、三玖の花嫁の可能性を見守っていきたいと思います。

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まとめ

五等分の花嫁 第105より引用

『五等分の花嫁』第105話は、物語の展開がある程度読める部分があるものの、ここまでの一花・二乃との物語、初日・2日目全体の様子を読み返す必要もあり、なかなか読み解くのに時間がかかった次第。

しかし三玖編まで進んだことにより、学園祭における伝説やキスの意味が見えてきました。そして風太郎と五つ子それぞれの行動も明確になってきており、残る三玖編の後半と四葉・五月の物語楽しみになるばかり。

果たして三玖は風太郎とキスをするのか?……キスをしなくてもそれは三玖らしく、加えて花嫁レースから脱落しないことを意味するでしょう。しかし流れ的には、キスの流れが必然なのでしょうか?

それでも3日目に行動を起こしたのであれば、まだ可能性が潰えないとも見ることができます。果たして三玖は学園祭2日目からどう行動していくのか……楽しみと期待で胸が膨らみます。

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