五等分の花嫁(第1巻)ー 美人五つ子姉妹は「落第寸前」で「勉強嫌い」

『五等分の花嫁』の花嫁は講談社の週刊少年マガジンで連載されており、2019年2月時点では累計発行部数300万部をと突破している作品。

2019年1月にはTVアニメ化もされ、個性豊かな美人五つ子姉妹たちと日常が描かれていますが、特に注目が集まっているのが「誰が花嫁なのか?」ということ。

今回は『五等分の花嫁』第1巻のあらすじ紹介から、読んだうえでの感想をまとめていきます。(※ネタバレが含まれます)

五等分の花嫁 第1巻のあらすじ

五等分の花嫁(1巻):表紙より引用

貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!!しかも五つ子だった!!全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ! 中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

引用:講談社コミックプラス

  • 発売日
    2017年10月17日
  • 収録話
    第1話 五等分の花嫁
    第2話 お宅訪問
    第3話 屋上の告白
    第4話 合計100点
    第5話 問題は山積み

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五等分の花嫁 第1巻の感想・ネタバレ

五等分の花嫁(1巻):55P 1コマ目より引用

『五等分の花嫁』では、主人公である上杉風太郎の回想が物語として描かれており、第1巻では五つ子たちとの出会いから始まります。

式場に入る直前の新郎新婦は出会いを思い返しますが、風太郎にとってはファーストコンタクトが「最悪の出会い」と記憶している様子でした。

いったいどんな出会いを果たしたのか、またその瞬間の五つ子たちの様子はどのように描かれているのか、感想・ネタバレをまとめていきます。

勉強だけに時間を費やしてきた男

主人公の上杉風太郎は、昼休みでさえテストの復習をするほどの勉強バカ。

背景に借金を抱える貧乏な家庭環境があり、だからこそ風太郎は勉強に全てを注いでいる様子が窺えます。

その行動が当たり前となっているのか、学校では悪い意味で有名人になっており、そんな扱いを受けていることを知らずに中野五月が登場。

少し周りと違う行動を取ったり雰囲気を感じたりすると、すぐに変な人と見てしまう周りの学生の若さを感じるばかり。

しかし勉強に全力を注いできた風太郎ですから、社交的に接してきた彼女に見向きもせず、挙句の果てには女子にとって禁句の「太るぞ」という発言を残すのでした。

ただこの発言が後悔へと繋がり、五月は父親が取り付けた家庭教師の仕事の教え子となる人物で、まずは食堂での非礼を詫びようとします。

仕事をスムーズにおこなうために謝ろうとする風太郎ですが、彼女との関わりが無ければ、自分からアプローチをかけようとすることもないでしょう。

そのことから高いプライドを持っていることが分かり、同時に勉強以外のことには興味を示さない人物であることが見えてきます。

自分に自信を持てない三玖

三女の中野三玖は自分を「落ちこぼれ」と評価しているほど、自信を持てない女の子であるということが分かりましたが、ここから五つ子たちにはそれぞれ異なる個性を持っていることがハッキリしました。

印象的なのは「私にできることは他の4人にもできる」という発言で、三玖は他の姉妹たちと比べて、秀でているものを持っていないのだということが窺えます。

また性格的にも暗い部分を感じ、社交的な4人と比べておとなしいところも、彼女が負のスパイラルに陥っていた原因なのでしょう。

風太郎も彼女が自信を持てない性格であることを見抜き、「他の4人にできることは三玖にもできる」と言って、励ましの言葉をかけます。

これには三玖も驚いた表情を見せており、今まで考えたことがありませんでしたが、そうだとしても一朝一夕にはできないと、当然の反応を見せるのでした。

しかし先日の実力テストの結果を見せると、そこには1問も正解が被っている問題がなかったこと、全員で全問正解という奇跡的な結果がありました。

予想が確信へと変わった瞬間で、風太郎の言葉にも説得力が増していくと、三玖もだんだんと励まされ、翌日から家庭教師の授業に参加するように。

「五つ子を過信しすぎ」とは言いましたが、初めて誰かに自分の存在価値を認められたことから、上杉風太郎という人物に興味を持ったのも無理はないでしょう。

意識せずにはいられなくなる三玖

風太郎に対して心を開くようになった三玖ですが、同時に彼への気持ちも高まっていくようになり、顔を赤らめる様子や意識してしまう様子が描かれるようになります。

大きな転機となったのが中野二乃との料理対決で、見た目から歴然たる差を見せてしまう結果になりますが、舌バカの風太郎の前にはどちらも美味しいと感じる結果に。

単なる思い込みや勘違いではあるものの、味にも明らかな違いがあったにもかかわらず、風太郎は気を使って「美味しい」と答えてくれたのだと三玖は思ったのでしょう。

そんな優しさに間近で触れてしまったため、ここから三玖の風太郎への気持ちや意識が高まっていくことになり、次回以降の展開が気になっていくばかりです。

ただ、料理対決で勝利確信していた二乃は結果に満足いくだけでなく、三玖が嬉しそうにしている表情を見て、さらに機嫌を悪くさせてしまうのでした。

口喧嘩をするだけでなく、会話の内容から好みなどが正反対である2人であることが窺えますが、五つ子とは言っても全員が素直に仲良しではない様子。

お風呂上がりの二乃は風太郎を三玖だと勘違いしていましたが、すぐに謝っている様子が描かれていたため、大嫌いではないことが分かります。

ただこの先も、正反対の2人が衝突していく可能性が十分にあるため、姉妹内の関係性についても注目していくと面白くなりそうです。

五等分の花嫁 第1巻の各キャラ動向

五等分の花嫁(1巻):91P 2コマ目より引用

『五等分の花嫁』第1巻では、三玖が風太郎の授業に参加してくれるようになりましたが、一花・二乃・五月は未だに参加する気配が感じられません。

特に二乃に限っては、最初から敵意を露わにして接してきており、五月もまた初対面でのやりとりが尾を引いていることが分かります。

そのなかで肝心なのが、誰が風太郎の花嫁なのかということ。

そこでここからは、第1巻での各人物の動向についてまとめていき、誰が一番花嫁に近いのかを考察していくことにしましょう。

中野一花

一花は五つ子の長女ということもあって、そのまま妹たちに接するように、風太郎にもお姉さんとして近づいています。

しかし立派なお姉さんとしてではなく、部屋は様々なもので溢れかえっていることから、どこかだらしなさを感じてしまうばかり。

まだまだ詳細に描かれている様子がなく、風太郎と近い距離にもありませんので、この時点では花嫁候補にしかなりません。

中野二乃

誰よりも風太郎の花嫁から遠い距離にいるのが二乃で、家庭教師の初日には水に睡眠薬を仕込んで追い払い、その前にもストーカー扱いをして敵意をむき出しにしています。

極めてつけは三玖との料理対決での表情で、歴然たる差がありながら引き分けに終わるだけでなく、三玖の嬉しそうな表情を見た瞬間は、不満以上の感情を覗かせていました。

他の姉妹たちに授業を受けさせまいと暗躍している様子もあり、何か別の考えや目的を持って行動しているのではないかと考えられます。

中野三玖

風太郎を必要としていなかった1人でしたが、自信を持てない自分を励ましてもらったこともあり、心を開いていったのが三玖です。

それまで戦国武将に熱中していた背景があるため、些細な言葉から風太郎を意識してしまうようにもなっており、この気持ちがどう膨らんでいくのかが見どころに。

見てくれの悪いオムライスを美味しいと言ってくれたことも相まって、気になる異性となっていくのは間違いないでしょう。

中野四葉

風太郎の授業に積極的に参加している唯一の人物が四葉で、なぜ彼女が最初から風太郎に近づいているのかは分からないまま。

困っている人を放っておけない性格であるため、風太郎が困っていると見ているのか、もっと別の理由があるのかどうかは今後の展開次第でしょう。

子供っぽいところを随所に感じますが、それでも年相応の女の子であることは間違いなく、一花の部屋での発言から窺えます。

中野五月

最初こそ友好的に接していた五月でしたが、初対面で「太るぞ」と言われて以来、風太郎を敵視するようになります。

勉強から逃げる姉たちと大きく違うのは、自分の力で頑張って勉強をする姿勢ですが、結果が伴わないという残念な様子が見られます。

このまま風太郎の力を借りずに進めていくのか、それともどこかで近づくきっかけにが生まれるのか…もちろん、後者に期待したいばかりです。

まとめ

五等分の花嫁(1巻):158-159Pより引用

『五等分の花嫁』に登場する五つ子たちは、いずれも異なる魅力を持っていますが、やはり誰が風太郎の花嫁なのかということが気になるばかり。

第1巻では三女の中野三玖が中心に描かれており、ビジュアル面からは他の姉妹に目を奪われがちであるものの、彼女にしかない魅力を感じられました。

ネット上では三玖推しの人が多くいる印象ですので、騒がれている理由が分かります。

もちろん、他の姉妹たちにも魅力がありますが、今のところは登場機会が少ないため、これからの展開に期待したいばかり。

果たして第2巻では誰が中心になって描かれているのか、そして三玖の抱える風太郎の想いがどのように膨らんでいくのか…注目どころが多くあって楽しみが尽きません。

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