五等分の花嫁(第3巻)ー 中間試験に向けたお泊まり勉強会

『五等分の花嫁』の花嫁は講談社の週刊少年マガジンで連載されており、2019年2月時点では累計発行部数300万部をと突破している作品。

2019年1月にはTVアニメ化もされ、個性豊かな美人五つ子姉妹たちと日常が描かれていますが、特に注目が集まっているのが「誰が花嫁なのか?」ということ。

今回は『五等分の花嫁』第3巻のあらすじ紹介から、読んだうえでの感想をまとめていきます。(※ネタバレが含まれます)

五等分の花嫁 第3巻のあらすじ

五等分の花嫁(3巻):表紙より引用

「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。勉強を頑張った五つ子たちと共に行った花火大会では姉妹たちの願いを叶えることに成功し、少しずつお互いの信頼が深まってきたことを実感。だがその矢先、中間試験目前に五つ子たちの父親から「五つ子たちの赤点=即クビ」という条件を告げられる。風太郎は、中間試験を五つ子たちと共に突破できるか──!!

引用:講談社コミックプラス

  • 発売日
    2018年3月16日
  • 収録話
    第15話 積み上げたもの
    第16話 いじっぱり
    第17話 夜の勉強会
    第18話 嘘つき嘘たろう
    第19話 焦りのデスロード
    第20話 中間試験
    第21話 おまじない
    第22話 結びの伝説
    第23話 6人の林間学校

五等分の花嫁 3 (週刊少年マガジンKC)[本/雑誌] (コミックス) / 春場ねぎ/著

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五等分の花嫁 第3巻の感想・ネタバレ

五等分の花嫁(3巻):59P 1コマ目より引用

『五等分の花嫁』第3巻では、いよいよ風太郎が家庭教師としての山場を迎えることになり、五つ子たちも成果を出そうと頑張っている様子が描かれています。

また、これまで一花・三玖・二乃の3人に焦点を当てられてきましたが、残る四葉と五月にもスポットが当てられ、風太郎と2人のやり取りにも注目が集まるばかり。

果たして、中間試験という山場を乗り越えることができるのか、そして四葉・五月との関係がどのように発展していくのか……感想・ネタバレをまとめていきます。

素直になれない似た者同士の2人

五つ子に手を焼いている風太郎ですが、普段であれば脳内で処理できているにも関わらず、やはり勉強の成果が見いだせないことを理解していました。

そんなところに「赤点を取らせたらクビ」という厳しい条件を急に突き付けられた風太郎は、焦りの色を隠すことができず、そばにいた五月に気持ちをぶつけてしまいます。

これによって風太郎と五月に関係に亀裂が入ることになり、風太郎はなんとかして仲直りをしなければならないと理解していますが、うまく行動することができません。

それは五月もまた然りで、自分だけの力では成績を伸ばすことができないと痛感しているにも関わらず、意地を張り続けて彼を避け続けるのでした。

こと五月に関しては、これまで気にかけているところが見られたこともあり、風太郎との一件を後悔しているのだということが、自室で泣いている様子から窺えます。

風太郎も一花に諭されたこともあって、自分から謝罪の言葉を述べていますが、1話での彼の言動を鑑みると、大きく成長していることが分かるでしょう。

また、その言葉を聞いて五月は目に涙を浮かべており、関係が修復されるだけではなく、2人の間に強い絆のようなものが芽生えた印象を受けます。

二乃の心変わり

中間試験を終えた五つ子たちでしたが、それぞれ得意科目だけ赤点を回避したという結果に終わり、風太郎はこれによってクビが決定してしまうのでした。

最後に一人ひとりに言葉を残していった風太郎でしたが、彼女たちの父親から電話が入ると、二乃は「5人で五科目全ての赤点を回避した」と伝えます。

なぜこのような行動を取ったのか、その可能性を考えるならば、二乃が無意識に風太郎を認めるようになってしまったこと、そして仲良くしている五月が風太郎を認めるようになったことでしょうか。

二乃は姉妹に嫌われようとも風太郎を認めないと宣言していましたが、泊まり込みでの勉強会を実施した際に、風太郎は好きなタイプの女性を明かしています。

彼女の性格から姉妹が話している輪に入りたいという様子が見られるだけでなく、恋バナに敏感な年ごろの女の子であること、風太郎のタイプに合致していることがポイントに。

またリビングにいたこともあり、勉強会の内容が聞こえてくることから、嫌おうとも無意識に彼の存在が植え付けられてしまったのでしょう。

「風太郎を認める」まではいかないものの、なによりも大切な姉妹が彼を必要としている部分も理解して、否応なしに認めざるを得ないというのが心情なのかもしれません。

そうなってしまったのも、可愛がっている五月が風太郎を認めるようになったのが大きかったのではないでしょうか。

ぎこちない関係を見せていた2人が、いつのまにか仲直りをしており、五月すらも風太郎の輪に加わったことで、彼女のために風太郎を救ったとも考えることができます。

風太郎への感謝で動いている四葉

出会ったころから風太郎に積極的な姿勢を見せているのが四葉ですが、第3巻では噓とはいえ、「好きだから」と告白めいた言葉を残しています。

本心なのか冗談なのか、四葉の裏表がない性格を考えてみれば、今回に限っては後者であることは間違いありませんが、全てが噓ではないのかもしれません。

第2巻において、四葉はバスケットボール部に入部の誘いを断っていて、「才能のない私を応援してくれる人がいる」と言っており、心から嬉しそうな表情を見せていました。

五つ子のなかで飛びぬけて成績が悪い四葉ですが、それでも諦めることなく懸命に付き合ってくれていることを理解しており、風太郎には感謝の気持ちでいっぱいなのでしょう。

ただそこには、三玖や一花のように異性として意識しているという様子はありません。

全ては風太郎に感謝を伝えたいがための行動で、頭を使って言葉にするのではなく直接的に関わることで、林間学校で風太郎を楽しませたいという気持ちが見えてきます。

五等分の花嫁 第3巻の各キャラ動向

五等分の花嫁(3巻):148P 1コマ目より引用

『五等分の花嫁』第3巻では、中間試験前後のできごとを中心に描かれており、風太郎と五つ子たちの関係がより深くなっていきました。

五月との関係が発展したように見られますが、一方で一花が風太郎を意識するようになり、三玖との関係に亀裂が入りそうな予感もあります。

しかし肝心なのは、誰が風太郎の花嫁なのかということ。

ここからは、第3巻までの各キャラクターの動向についてまとめていき、誰が一番花嫁に近いのかを考察していくことにしましょう。

中野一花

まるで弟に接するかのような振る舞いを見せていた一花でしたが、風太郎に教えた異性への接し方を自身に実践されると、ここから心が大きく揺れ動いていくことに。

さらに林間学校の最終日でダンスを踊ることにもなってしまい、三玖が風太郎に想いを寄せていることを知っていながら、彼女に言われるがまま、そのつもりでいます。

一花にはまだ自覚が無いようですが、ここから三玖との関係がどのように進んでいくのか、また風太郎とダンスを踊るのかなど、今後の展開に注目が集まります。

中野二乃

二乃もまた大きく変化した1人で、それまで風太郎を認めずに過ごしてきましたが、家庭教師のクビが目前に迫った彼に救いの手を差し伸べるのでした。

しかし一方で、5年前の風太郎の写真をもう一度見ると、どこかで見た気がすると面影を感じている様子も描かれています。

第2巻のラストで風太郎と五つ子の誰かがすでに出会っていたことは間違いなく、大きな変化を見せるだけでなく、今後の物語の展開にも影響を与える予感がするばかりです。

中野三玖

一花の影武者として振る舞っていた三玖でしたが、その時ばかりは一花を演じていたこともあってか、今までにない積極的な言動が見られました。

日に日に風太郎への想いが増していることが分かるだけでなく、単なる「好き」から「恋」へと変化していることも十分に頷ける内容に。

試験後の表情を見ても、三玖にとって風太郎は無くてはならない存在であることも間違いではなく、林間学校での思い切った行動など、関係の発展に期待したいばかりです。

中野四葉

ストレートな言動が多い四葉ですが、「好きだから」の発言にはドキっとさせられたものの、まだ子供なのだという印象が強くなるばかり。

それだけに本心を正確に掴むことが難しいですが、数々の発言から意中の相手というよりも、感謝の気持ちを伝えたい一心で行動しているように見えます。

風太郎を徹底的にサポートしていく姿勢もありますが、そのなかで想いを募らせていくのかどうか……それでも一花や三玖には及ばない位置にいるでしょう。

中野五月

中間試験の一件で関係を発展させることができましたが、真面目な性格が影響してか、林間学校で風太郎を試そうと目論んでいる五月。

仲直りの瞬間の授業ではさまになる画と感じましたが、どうやら本心から信頼しているわけではないことが、ラストシーンから窺うことができます。

これによって風太郎がどのように対応するのか……その行動次第で五月の彼に対する印象が大きく変わるだけに、第4巻におけるこの2人には目が離せそうにありません。

まとめ

五等分の花嫁(3巻):20Pより引用

中間試験という山場を越えた際には、風太郎と五つ子たちが1つになっている様子が見られ、ここから本格的に風太郎を巡る争いが勃発していきそうな予感があります。

新しく一花が風太郎を意識するようになっており、仕方ない状況とはいえ、林間学校の最終日でダンスを踊る約束をしてしまいますが、問題は三玖との関係になるでしょう。

一花と三玖は一緒に行動していることが多く、影武者の依頼も三玖が頻繁に引き受けている様子を見ても、2人の仲は良いことが分かるはずです。

はたして林間学校では、どのようなできごとが巻き起こるのか……。

三玖と風太郎の関係が進展していくのか、それとも一花の横やりや他の姉妹たちの加入があるのかなど、注目どころが多く楽しみが尽きないばかりです。

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